軟化装置メンテナンスガイド

水軟化装置水の硬度を下げる装置、すなわち軟水化装置は、主に水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンを除去します。簡単に言えば、水の硬度を下げる装置です。主な機能は、カルシウムイオンとマグネシウムイオンの除去、水質の活性化、殺菌・藻類の増殖抑制、スケール生成防止、スケール除去などです。蒸気ボイラー、温水ボイラー、熱交換器、蒸発凝縮器、空調設備、直火吸収冷凍機などのシステムにおいて、給水の軟水化に広く応用されています。

 

全自動運転車から最高のパフォーマンスを引き出すには水軟化装置定期的なメンテナンスと適切なタイミングでの修理は不可欠です。これにより、機器の寿命も大幅に延びます。最適なパフォーマンスを確保するには、日々の維持管理が不可欠です。

 

では、軟水処理装置はどのようにメンテナンスすればよいのでしょうか?

 

1. 定期的な塩の補給:定期的に固形の粒状塩をブラインタンクに補給してください。タンク内の塩水が過飽和状態を保つようにしてください。塩を補給する際は、粒状塩が塩水タンクにこぼれないように注意してください。塩水バルブに塩が橋渡ししてブラインの配管が詰まるのを防ぐためです。固形塩には不純物が含まれているため、タンク底に多量に沈殿し、ブラインバルブを詰まらせる可能性があります。そのため、定期的にブラインタンク底部の不純物を洗浄してください。タンク底部の排水バルブを開き、不純物がなくなるまできれいな水で洗い流してください。洗浄頻度は、使用する固形塩の不純物含有量によって異なります。

2. 安定した電力供給:電気制御装置の損傷を防ぐため、安定した入力電圧と電流を確保してください。電気制御装置に保護カバーを設置し、湿気や水の侵入を防ぎます。

3. 年次分解点検:軟化装置は年に1回分解し、上部・下部分配器および石英砂支持層から不純物を除去します。樹脂の損失と交換能力を点検します。著しく劣化した樹脂は交換します。鉄分で汚れた樹脂は、塩酸溶液で再生できます。

4. 使用していないときは湿潤保管:イオン交換装置を使用していないときは、樹脂を塩水に浸してください。樹脂の脱水を防ぐため、樹脂の温度が1℃~45℃に保たれていることを確認してください。

5. インジェクターとラインシールを確認する: 空気漏れがあると再生効率に影響する可能性があるため、定期的にインジェクターと塩水吸引ラインを点検して空気漏れがないか確認してください。

6. 入水水質管理:入水にシルトや沈殿物などの不純物が過剰に含まれていないことを確認してください。不純物レベルが高いと制御弁に悪影響を与え、寿命を縮めます。

 

以下のタスクは必須です水軟化装置メンテナンス:

 

1. 長期停止の準備: 長期停止の前に、樹脂を一度完全に再生して、湿式保管用のナトリウム形態に変換します。

2. 夏季運転停止時のお手入れ:夏季運転を停止する場合は、軟水器を少なくとも月に1回は洗浄してください。これにより、タンク内の微生物の増殖を防ぎ、樹脂のカビや固まりを防ぎます。カビが見つかった場合は、樹脂を殺菌してください。

3. 冬季操業停止時の凍結防止:冬季操業停止中は凍結防止対策を実施してください。これにより、樹脂内の水分が凍結し、樹脂ビーズが割れたり破損したりするのを防ぐことができます。樹脂は塩(塩化ナトリウム)溶液に保管してください。塩溶液の濃度は、周囲の温度条件に応じて調整する必要があります(気温が低い場合は、より高い濃度が必要です)。

 

当社はあらゆる種類の水処理装置を供給しており、当社の製品には以下が含まれます。水軟化装置、リサイクル水処理装置、限外濾過UF水処理装置、RO逆浸透水処理装置、海水淡水化装置、EDI超純水装置、廃水処理装置、水処理装置部品。詳細については、当社のウェブサイトwww.toptionwater.comをご覧ください。また、ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


投稿日時: 2025年7月2日